保育園での食育の日案集
~現役の保育園栄養士の食育案を公開します~
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子どもが食べてくれる! ワンポイント調理アドバイス

今回は、現役の保育園栄養士が実践している
「子どもが食べやすくなる調理のコツ」を公開します。

肉・魚をやわらかくするコツ

お肉やお魚を焼くと硬くなってしまうことありませんか?
そんな時は、焼く前に薄く小麦粉をまぶすだけで水分をキープできるため、柔らかく仕上がります。
野菜炒めや豚汁に入れるお肉も、鍋に入れる前に小麦粉をまぶすだけで柔らかさが変わりますよ。
小麦アレルギーのある場合は米粉でも同じ効果があります!

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↑とっても便利で、自宅でも使っています。さらさらでダマにならないです。


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↑園の場合は茶こしをふるいにして、普通の小麦粉をふるっています。
お肉一つ一つのまぶすより、素早くできてラクチンです。

このような形で小麦粉をお肉にまんべんなくまぶしています。

野菜をおいしく食べてくれるコツ

「子どもが家で野菜を食べてくれない」というお悩みも良く聞きます。
保育園では野菜を中火~弱火でじっくり炒めることをしています。
じっくり炒めることで野菜本来の甘味が出てきます。
目安は10分以上。
ご家庭での料理中にこれを行うのはママやパパたちも忙しい中ですので、なかなか難しいと思いますが「野菜はじっくり炒める」を意識するだけでも子どもたちの野菜の食べが進みます。

このようにじっくり炒めると野菜本来の甘味が出てきて子どもたちが食べやすくなります。

以上が保育園で給食を作る際に心がけていることです。
ぜひやってみてください。

ABOUT ME
sakurako
食品関連企業で10年務めた後、転職し現在保育園で働いている5年目の管理栄養士です。 保育園の栄養士は園に1人しかいないことが多く、栄養士として働き始た当初「食育活動の日案を作る際に参考にできるものが欲しい」と何度も思いました。 私が経験してきた食育活動の記録をこのサイトに載せることで新卒の栄養士さんや学生さんの実習などでお役に立てることを願っています。