今回は、現役の保育園栄養士が実践している
「子どもが食べやすくなる調理のコツ」を公開します。
保育園栄養士の私が、保護者の方から共通してよく聞くお悩みの1位が、そう!
「うちの子家でご飯食べてくれないんです…。」です!
保育園での給食を作る際に工夫しているちょっとしたコツがあります。
1つでも取り入れてみると、お子さんの食の進みが変わるかも?です。
肉・魚をやわらかくするコツ
お肉やお魚を焼くと硬くなってしまうことありませんか?
そんな時は、焼く前に薄く小麦粉をまぶすだけで水分をキープできるため、柔らかく仕上がります。
野菜炒めや豚汁に入れるお肉も、鍋に入れる前に小麦粉をまぶすだけで柔らかさが変わりますよ。
小麦アレルギーのある場合は米粉でも同じ効果があります!
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↑園の場合は茶こしをふるいにして、普通の小麦粉をふるっています。
お肉一つ一つのまぶすより、素早くできてラクチンです。
このような形で小麦粉をお肉にまんべんなくまぶしています。
野菜をおいしく食べてくれるコツ
「子どもが家で野菜を食べてくれない」というお悩みも良く聞きます。
保育園では野菜を中火~弱火でじっくり炒めることをしています。
じっくり炒めることで野菜本来の甘味が出てきます。
目安は10分以上。
ご家庭での料理中にこれを行うのはママやパパたちも忙しい中ですので、なかなか難しいと思いますが「野菜はじっくり炒める」を意識するだけでも子どもたちの野菜の食べが進みます。
このようにじっくり炒めると野菜本来の甘味が出てきて子どもたちが食べやすくなります。
以上が保育園で給食を作る際に心がけていることです。
ぜひやってみてください。